2014年07月12日プランタン銀座店

皆さん、三五八（さごはち）って知っていますか？

これは東北の福島県・秋田県・山形県の郷土料理の一つで、

麹で漬けた漬物のことです。

名前の由来は漬床に塩・麹・米をそれぞれの容量で３：５：８の割合で

使うことからきてるそうです。

これらをよく混ぜて、1週間ほど蓋をして熟成させたものに、野菜・するめ・数の子など漬けます。

ただし、もち米は白米と同じ硬さに炊き、野菜はあらかじめ材料の４％くらいの薄塩で2日間つけた物を本漬けにします。

野菜だけではなく、肉や魚を漬け込む料理に使ったり、

煮物や鍋料理にも使うと美味しいですよ(*´▽｀*)

昔は福島県会津若松の特産品でした。秋田の郷土料理としても親しまれています。

私は福島県出身なので、上京するまでは毎日のように食べていました。

作り方は簡単ですし、味も程よく、癖がなくとても美味しいですよ☆

私のオススメはきゅうり・なす・かぶです(笑)

きゅうりは、カリウムが多く含まれています。

血圧を下げたり、むくみやだるさを解消する働きがあります。

特に、血圧が高い人、塩分の高い物・甘い物をよく食べる人にオススメです。

なすは、糖質でビタミンＡ・Ｂ１・Ｂ２・Ｃを少し含んでいます。

比較的多いのは、カルシウムと鉄です。

なすにはアントシアニンが入っており、天然色素であるポリフェノールの一種で、

赤ジソやブルーベリーなどに多く含まれる抗酸化の作用とともに、

血栓ができるのを防いだり、目の疲労を改善する効果があります。

夏は食欲が低下しやすくなるので、さっぱりしたものや簡単な料理で

しっかりと栄養を摂取し、あっつい夏を乗り越えましょう(｀・ω・´)ｂ

プランタン銀座店　小林