更年期の不調には本当にマッサージが効果的?選ばれる理由と考え方

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最近、こんな変化を感じていませんか?

  • 肩や首が重だるく、すっきりしない日が続く
  • 疲れやすくて、夕方には動けないほどしんどい
  • 些細なことでイライラしたり、気持ちが沈みがち

更年期だから仕方ない、と我慢している方も多いはずです。

更年期の不調は、ホルモンバランスだけでなく、疲労の蓄積やストレス、姿勢のくせなど、いくつもの要因が絡み合っています。医療的サポートが必要なケースもあれば、日々のセルフケアで楽になる場合もあります。

私自身、40代半ばから試行錯誤を重ねて気づいたのは、マッサージを治療ではなく、身体をいたわる習慣として取り入れると、日々の感じ方が少しずつ変わるということでした。

この記事では、更年期に起こりやすい心身の変化に、マッサージやツボ押しなどの施術が選ばれる理由と無理なく続けるコツをお伝えします。

 

更年期に起こりやすい身体とこころの変化とは

 

更年期の不調は、身体やこころの変化が少しずつ重なり合ってあらわれます。まずは、どんな変化が起こりやすいのか整理してみましょう。

更年期とはどんな時期か

更年期とは、閉経前後の約10年間。女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が大きく変動する時期です。多くは40代後半から50代を迎えますが、始まる時期や感じ方は人それぞれです。

ほとんど不調を感じない人もいれば、日常生活に支障が出るほどつらい人もいます。これは病気ではなく、誰にでも起こり得る身体の移行期。そう理解することが、まず第一歩です。

 

身体に出やすいおもな不調

肩や首のこり、慢性的な疲労感、だるさ、ほてりや発汗などが挙げられます。

「疲れが取れにくい」「夕方になると動けない」と感じるのは、決して珍しくありません。

これらの不調は、ホルモンバランスの変化に加え、仕事や家事、長時間のデスクワークなど日常の負担が重なると強まります。身体のつらさが続くことで、「いつまで続くのだろう」と不安が生まれやすくなるのです。

不安や負担は、こころの不安定さにも影響していきます。

こころの不調が重なりやすい理由

気分の落ち込みやイライラ、不安感が強くなり「以前より余裕がなくなった」と感じることもあります。

これは、自律神経の乱れから身体の調子が崩れ、精神的な負担が積み重なるとおこりやすくなります。

さらに、この世代は仕事や家庭で無理を強いられる人も多く、「まだ頑張れるはず」「これ我慢しなければ」と自分を後回しにしがちです。

身体とこころの変化が同時に起こる時期だからこそ、不調を我慢せずに向き合う方法として、取り入れやすいのがマッサージです。

 

更年期の不調にあえてマッサージが選ばれる理由

 

痛み止めの内服やその場しのぎのセルフケアで一時的に楽になっても、夕方にまたつらさが戻る。

 

そんな体感を繰り返すうちに、ほかに頼れる方法を考えるのは自然な流れです。

 

私自身、更年期の不調については治せるかどうかよりも、自分なりにどう付き合っていくかをイメージできるのが良いと感じています。

 

マッサージは治療ではなく関わり方の選択肢

 

理解しておきたいのは、マッサージは症状を治すことを目的とした医療行為ではない、という点です。

更年期の不調は、原因が一つに絞れないことも多く、治そうとするほど行き場のない不安を感じる場合もあります。

病院での治療が原因を探し、痛みを取り除くためのものだとすれば、マッサージは今の身体にかかっている負担や緊張に目を向け、どう付き合うかを考える関わり方だといえるでしょう。

 

血流や筋肉の緊張に外から触れるアプローチ

 

更年期世代は、ホルモンバランスや自律神経の影響で血流が滞ったり、筋肉の緊張が強まったりする傾向があります。

 

仕事や家事、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が原因で、足腰や首・肩への負担が蓄積します。

 

自分では気づきにくい緊張に外から働きかけるのがマッサージです。

 

力を入れて頑張るのではなく、受け身で身体のかたまりをほぐす時間は、無理をしがちな更年期世代の気持ちまで緩ませてくれます。

 

不調だけでなく不安も手放せる空間

 

更年期のつらさは、症状そのものよりも「またぶり返すのでは」「この状態がいつまで続くのか」という不安として感じられることがあります。

 

さらに、身体が常に緊張した状態にあると、気持ちも張り詰めやすいのです。

 

マッサージを受けると身体の力が抜け、呼吸が深くなり「今は少し休んでいい」と感じる瞬間が生まれます。

 

症状が劇的に変わらなくても緊張から一度距離を置ける時間がある。自分だけのためにリラックスできる空間が、更年期世代にとっては大きな支えになります。

更年期世代がツボ押しを過信しすぎないための考え方

 

マッサージなどと合わせて、更年期世代のセルフケアとして関心を集めやすいのが「ツボ押し」です。

 

専門的な施術を受ける時間が取れなくても、自分の身体に意識を向けるきっかけとして取り入れやすい点が特徴といえます。

 

ツボ押しは補助的なセルフケア

 

ツボ押しは手軽な方法ですが、「これで何とかしよう」と抱え込みすぎない視点が欠かせません。

 

これさえやれば大丈夫という方法ではなく、マッサージや休息、医療的なサポートと組み合わせて考える補助的なケアとして考えると無理なく続けられます。

更年期世代によく使われる代表的なツボ

 

更年期世代のセルフケアとして一般的に紹介されることが多いツボをご紹介します。

 

◆三陰交(さんいんこう)は足首の内側付近に位置し、全身のバランスを意識する際に使われ

るツボです。

 

◆神門(しんもん)は手首の内側にあり、緊張や気分の乱れを感じたときに意識されることがあります。

 

押す際は、強い刺激を与えず、痛気持ちいい程度を目安にし、呼吸を止めずに行うことで楽になると感じます。

 

出典元

更年期の女性が押すべきツボ|イライラや不安、自律神経の乱れにhttps://www.harada-shiatsu.com/blog25.html#contents2

 

更年期ツボ押しで改善できる症状 | アキュモード鍼灸院https://acu-mode.com/column/2266#section-3

 

ツボ押しを取り入れるときの注意点

ツボ押しは手軽に行える反面、体調がすぐれないときや強い痛みがある場合には無理に行わないのが重要です。

 

また、不調が長く続いたり、日常生活に支障が出たりする場合には、自己判断で済ませず、医療機関に相談する視点も欠かせません。

 

【体験談】マッサージを「治すため」ではなく選ぶようになった理由

 

マッサージやツボ押しの感じ方には個人差があり、試してはみたものの、正直よく分からなかった経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

 

体調やタイミングによって合う・合わないがあるのは自然なことです。

 

ここで紹介する体験はあくまで私個人のものですが、考え方が変わったきっかけとして参考になる部分があれば幸いです。

 

マッサージへ行く前の状態

 

40代後半から、足の重苦しさや肩・首の強いこりが続き、夕方になると一気に疲労感が増すようになりました。

 

痛み止めを飲めば一時的に楽になるものの、仕事を終える頃には気分まで落ち込み、「この状態が続いたら仕事を続けられないかもしれない」と不安になる日もありました。

 

医療機関の検査を受けても異常はなく、様子を見るように言われましたが、つらさの実感は確かにあったのです。

マッサージを受けてからの考え方

 

知人の紹介で整体サロンに通い始めたことが、それまで毅然と考えていたマッサージを見直すきっかけになりました。

 

施術前に体調や出来事を話しながら、張っている箇所やツボに触れてもらう時間は、他の何にも代えがたい落ち着くひとときでした。

 

施術を受けた直後に劇的な変化があったわけではありません。身体が少し軽く感じたり、呼吸が楽に感じたりと、小さな違いに気づくようになりました。定期的に通うようになり「不調を治すため」ではなく「自分の身体と気持ちを軽くする時間」としてマッサージを捉えるようになってたのです。

 

多少の時間やお金をかけても、自分の状態を立て直す習慣を持つことは、更年期以降の生活にとって意味のあることだと今は感じています。

更年期世代がマッサージや整体を生活に取り入れる意味 

 

マッサージや整体などの施術の価値は、目に見える変化そのものよりも、自分自身のまなざしに静かな変化をもたらすと感じる人も多いようです。

 

この章では、更年期世代がさまざまな施術を取り入れることで生まれやすい変化を段階的に整理します。

痛みに対する不安が軽くなる 

 

足の重だるさや肩・首のつらさが続くと、「また悪くなるのでは」「この状態が続いたらどうしよう」と不安が膨らみます。

 

施術を定期的、あるいは日々の状態に応じて取り入れると、「つらくなったときに頼れる手段がある」という考えも出てきます。

 

施術という選択肢があるだけで、痛みへとらわれる時間が減り、気持ちに余白が生まれるでしょう。

仕事や日常のペースを見直すきっかけになる

 

身体の緊張が続くと、無意識のうちに気持ちも張り詰め、日常をこなすだけで手一杯になりがちです。

マッサージなどを受ける時間は、ふと立ち止まり、今の生活リズムや働き方は自分に合っているだろうかと問い直す余地を作れます。

無理を前提に頑張るのではなく、自分に合ったペースへ舵を切る意識が芽生えると、日常への向き合い方の転換になるかもしれません。

これからの人生を考える入り口になる

更年期は、これまで積み重ねてきた頑張り方を見つめ直す節目の時期といえます。

施術を通じた自分の身体への意識は、今後の暮らし方や働き方、健康との距離感を考え直す糸口になり得ます。

人生100年時代を見据え、無理をし続けない生き方の第一歩と捉えることもできるでしょう。

更年期世代がパウワウの施術を選びやすい理由

 

マッサージや整体を検討する際、自分の今の状態に合っているかどうかを判断するのは、意外と難しいです。

 

特に更年期世代は、不調の原因が一つに絞れないことも多く、強い刺激や決まった流れの施術に不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。

 

パウワウの施術が選ばれやすい背景には、更年期世代の状況に合わせた以下の特徴があります。

骨盤・背骨から全身バランスを見る施術設計

更年期世代の不調は、筋肉のコリや疲労感だけでなく、姿勢のクセや身体の使い方が影響しているかもしれません。

 

パウワウでは、全身のバランスに目を向ける整体を行っています。

一部分だけを強く押すのではなく、クセによって偏りやすい筋肉のこわばりをゆるめながら、自然に身体が安定しやすい状態を目指します。

 

ストレッチポールを使ったやさしい姿勢サポート

猫背や反り腰など、姿勢の乱れが気になる方には、ストレッチポールを使ったケアが取り入れられているのも特徴のひとつです。

 

縮こまりやすい胸まわりをゆるめ、無理のない形で姿勢をサポートする方法は、強い刺激を加える施術に不安がある方にとって選びやすい要素といえるでしょう。

カウンセリングをもとに当日内容を決められる安心感

パウワウのウィメンズ整体コースでは、事前に細かく内容を決めるのではなく、当日のカウンセリングをもとに施術内容を提案するスタイルが採られています。

「どのコースを選べばいいのか分からない」「つらい箇所がいくつもある」と感じている方にとって、体調や悩みに合わせて相談できる仕組みは、安心感につながりやすいポイントです。

 

ホームケアや生活習慣のアドバイスは、日常とのつながりを意識したサポートとして安心できる理由の一つでしょう。

 

まとめ:更年期の不調は我慢せずマッサージという選択肢も考えてみよう

 

更年期の不調は、人によって現れる形がさまざまで、原因が定まらないケースもよくあります。

 

そのため、「年齢のせいだから仕方ない」と我慢を重ねたり、反対に「何とか治さなければ」と一人で抱え込んでしまう人もいるでしょう。

 

マッサージや整体は、症状を直接改善するものではありませんが、身体の緊張に気づき、負担から一度距離を置く時間で、気持ちが楽になる場合もあります。

 

更年期は、これまでの生活や頑張り方を見直す節目です。

 

自分の体に意識を向ける手段を無理なく取り入れてみませんか。

 

この記事のライター

田代文恵

田代 文恵

1990年 正看護師資格取得
ライフスタイルに合わせつつ、総合病院やクリニック、訪問看護・介護施設でさまざまな年代の患者さんや利用者さんのケアをおこなってきました。
2023年 フリー看護師ライターとして活動開始。健康寿命や認知症予防に関する発信から、人生100年時代の新しい生き方を提案していきます。
2025年 電子書籍初出版
看護師免許番号 700804
介護支援専門員登録番号 0406186
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