ゆらぎケアの産みの親、山崎が語る「パウワウリニューアルに込めた想い」(前半)
2021-04-30
2021年4月1日に、「ウィメンズ整体サロン」から「ウィメンズヘルスケアサロン」に生まれ変わったパウワウ。
「美容整体サロン」として銀座に1号店をオープンしてから、より女性のためのケアに特化した「ウィメンズ整体サロン」にリニューアルし、17年間営業してきました。
なぜ、このタイミングで「ウィメンズヘルスケアサロン」にリニューアルしようと思ったのか。そもそも、どういう想いでパウワウを運営しているのか。ブランドマネージャーの「山崎 愛実(やまさき いつみ)」さんにお話を伺いました。
本記事は、前半後半に分かれています。前半は、山崎さんの生い立ちから、パウワウに出会うまでをお届けします!
「女性が輝くためのお手伝いがしたい」と思ったのは、母の影響
─ 山崎さんは、パウワウで今までどのような活動をされてきたのでしょうか?
2010年にパウワウに入社し、最初は整体師として店舗で働いていました。産休後に蒲田店の店長を行い、現在は、メニュー開発やサービスの方針決めなどを行っています。
具体的には、今のパウワウのケアのベースになっている「仙骨ケア」を取り入れたり、「デトックスオイルコース」や「更年期ゆらぎケアコース」の開発など。
最近では、「もっと包括的に女性の身体のケアをできるようにしたい」と思い、女性ホルモンを補うサプリメントの取り扱いも決めました。
─ まさに、今のパウワウのサービスの生みの親ですね。そもそも、どうして「女性の健康のケア」を仕事にしようと思ったのでしょうか?
「女性が輝くためのお手伝いがしたい」と思ったのは、母の影響が大きいと思います。
私は福岡県出身で、父と母と兄の4人家族でした。母はサロンを経営する美容師で、フルタイムで仕事をしながら、ひとりで家事・育児・祖父母の介護までこなしていたんです。「女性は負担が大きいな…」と、子どもながらに感じていました。
私が高校生のとき、母が乳がんと子宮筋腫を発症しました。
母の多忙さが必ずしも原因とは限りません。でも母は、いつも子どもや家庭が第一で、自分のことは後回しだったんです。「もっと自分のことを大切にして欲しかったな」と思います。
母のような女性は世の中にたくさんいると思うんです。だから、「女性にいつまでも健やかで美しくいてほしい」、という想いがあります。
「その人ならではの、健やかで美しい状態を目指したい」と思い、整体の道へ
─ パウワウのサービスや目指すところと、山崎さんの想いは深く重なっていますね。パウワウに入社される前は、何をされていたんですか?
美容師だった母の影響もあり、最初は「女性を輝かせる仕事がしたい!」と思い、ファッション業界に進みました。
19歳でロンドンに渡り、ヘアメイクを学んで、フリーランスとして働きはじめました。ファッション雑誌やパリコレ、ミラノコレクションなどのモデルさんにメイクをする仕事です。
ロンドンには5年ほど住んでいました。
現地の日本食レストランや、三越でアルバイトもしましたね。日本と違って24時間バスが動いていたので、「終電」という感覚がないことに驚きました。
─ 世界のファッションの最前線で、「女性を輝かせる仕事」をされていたんですね!
そうですね。でも、実際にファッション業界で働いてみて、衝撃を受けました。
モデルさんたちが、いつも疲れていてツラそうだったんですよ。無理なダイエットやストレスで元気がなくて、メイクをするときに不機嫌な方もいました。写真を撮るその瞬間だけ、キラキラした笑顔を作る。その一瞬を切り取った写真を見て、世間は「素敵!」ってもてはやすけど、本人は心から笑顔ではない。このギャップがすごくショックで…。
ファッションの世界は若い世代が中心です。
モデルさんも、13歳とか15歳とか、基本は10代。売れていく一部の人を除き、20代半ばまでで引退する人が多いんですが、ある意味、女性が「使い捨て」にされるような世界にもショックを受けました。
ファッションの世界って、正解が決まっているんですよね。
「背が高くて、手足がスラッと長くて…」という正解の中に自分をはめていかないといけない。でも、骨格も体質も本当は人それぞれ違うんです。身体を健やかな状態に整え、ストレスを取り除いてあげれば、その人本来の美しさが出てくるんです。
このように、「その人ならではの、健やかで美しい状態を目指したい」と思ったことが、整体の道に進もうと思ったきっかけでした。
当時、「美容整体」を打ち出していたのがパウワウで、根本から女性の美しさを追求していることに共感しました。私にとっては、まさに目指していたものの延長線上にあると感じたんです。
後半では、ゆらぎケアを導入しようと思ったきっかけや、パウワウリニューアルに込めた想いをお届けします。どうぞ楽しみにお待ちください!